こんにちは、アラサーくん(@around30_marketing)です!
就職活動や転職の際、何度も不採用になると「何がいけないのか?」と自問自答することもあるでしょう。
その答えは、意外にもあなた自身の振る舞いや行動に隠されていることが多いです。
この記事では、不採用者が共通点や面接官から見た不採用者のパターンを挙げながら、それぞれの改善策を提案します。また、転職や新卒の不採用特徴、さらには不採用者特有の考え方についても考察します。
自分自身の行動や思考に気付き、それを改善する手段を考えることで次の面接であなたが望む結果を手に入れていきましょう。
不採用者が共通して見せる10の特徴
不採用者には、一定のパターンがあり、それが求職者が望む結果を得られない原因となっています。その特徴の挙げていきます。
①清潔感がない
見た目がイケメン・美人であることと清潔感とは関係ありません。
例えば髪型でいうと、寝ぐせのまま髪の毛がボサボサな状態ではなく、しっかりとセットされている点です。
ヒゲや髪型や爪などの基本的な身だしなみが整っているだけで清潔感のある印象を与えられます。
その他にも、シャツやスーツがくしゃくしゃな状態ではない、衣類の黄ばみや食べ物によるシミが付いていない等の基本的な部分に気を付けましょう。
男性では目に見えるヒゲや腕の脱毛することで清潔感がアップしますので、第一印象を良くするために検討してみてもよいでしょう。
②表情が暗い
表情が暗いと、面接官への印象が悪くなってしまいます。
あなたの友人として考えてみてください。
表情が明るく生き生きした人と、表情が暗くどんよりした人とどちらと一緒に付き合いたいと思う可能性が高いでしょうか。おそらく前者を友人にしたいと思う人が多いのではないでしょうか。
面接で重要なポイントは、面接官の目に自分がどのように写っているのかを常に意識することです。
表情が暗い自分と、表情の明るい自分と、どちらが面接官に良い印象を与えられるか考えて、常に笑顔を意識していきましょう。
③目を見て話さない
どこを見ているかわからない人は自信がない、コミュニケーション能力が低いのかなと感じ取られてしまいます。
面接ではコミュニケーションを重要視されるので目を見て、きちんと話せないと大きな減点対象となります。
緊張してしまう場合には面接官の鼻のあたりを見るようにしましょう。
④声が小さい
面接などの緊張する場面では、どうしても声が小さくなってしまいがちですが、お客様と直接かかわるお仕事だと業務に支障をきたすのではないかと考えられます。
ゆっくりでいいのでハキハキと伝わりやすい声量を意識して、その場にふさわしい対応をしましょう。
⑤マナーが悪い
面接やコミュニケーションの過程で悪印象を与える行動です。
例えば、面接に遅刻するという行為は、求職者が時間を尊重していない、または、自己管理が不足しているという印象を与えます。
また挨拶ができない、敬語が使えない、座り方がだらしないなど、基本的なマナーに違和感を感じるケースです。
面接で基本的なマナーがなっていないという事は、もし一緒に働くことになった際、それが顧客へ見られてしまうと信頼性の低下につながります。
簡単に改善されているとは思えませんので、第一印象でマナーが身についていないと業界や職種を問わず不採用になるケースが多いでしょう。
⑥自己分析が不十分
自己分析ができていないと、採用担当者に自分が会社に何で貢献できるのか魅力をアピールすることができません。
自己の特性を理解していないため、自分について言語化できないからです。
採用側を説得できないようでしたら、その仕事を通じて会社に良い影響を与えていくことも難しいと面接官は考えるでしょう。
⑦主体性がない
志望動機で「御社なら〇〇が学べると思ったからです」という回答していませんか?
真面目そうな回答に思えますが、面接官からすると受け身で主体性が内容に捉えられます。
ましてや、それに対する努力や行動がない場合にはさらに不採用に近づきます。
面接で重要なのは自分が企業で活躍できる人材であるとイメージしてもらうことが重要です。
⑧転職活動の軸がない
やりたいことが分からない人は、周囲に流されて、大手企業ばかりで自分に合わない企業ばかり受け不採用になる傾向があります。
理由としては、その求職者が目指すキャリアビジョンがあいまいであることも示しているからです。
「入社してから実現したいこと」「貢献できる強み」を説明できなければ、企業にとっても旨みもなく、すぐに辞めそうな印象を与えてしまうため、内定をもらうのは難しいでしょう。
⑨話の要点が伝わらない
内容がわかりにくく、話す構成がバラバラで内容が伝わってこないこともあります。
会話や文章において説得力を高めるための手法「PREP法」を使っていきましょう。
結論から先に話すことで論理的に要点を伝えることができるため、ビジネスシーンなどで好まれる話し方です。
PREP法とは 結論→理由→具体例→結論 の順で話すこと
「Point(結論・要点)」「Reason(理由)」「Example(事例・具体例)」「Point(結論・要点)」
⑩業界、企業調査などの準備不足
企業研究や事前の情報収集が足りず、会社のことを知らなすぎて、不採用になるケースがあります。
しっかりリサーチしていると本気度が伝わりやすいですが、不十分だと「他社でもよくない?」と思われる場合も。
リサーチ力は通常のビジネスにおいても重要とされる能力なので、仕事ができない人と思われてしまいます。他の企業との差別化をはっきりさせ、なぜこの会社に入りたいと思ったかを意識しておきましょう。
↓企業調査の参考になる記事
これら10の特徴は、企業から見れば重要な評価基準となり、求職者が該当の職務に適していないと判断される可能性が高いです。
面接官が教える、不採用者に見られるパターン
面接官は、日々数多くの面接を行う中で、不採用者に見られる特定のパターンを認識しています。
彼らの視点からすると、一部の求職者は、質問に対する答えが漠然としており、自己のスキルや経験を具体的に示すことが難しいという特徴があります。
例えば、「あなたの強みは何ですか?」という質問に対し、「チームで働くのが得意です」と答えるだけでなく、それを実証する具体的なエピソードや成功体験を共有することが求められます。
↓30代転職で成功する秘訣をご紹介
その他、面接官に対する礼儀や敬意が欠けているケースもしばしば見受けられます。
面接官は、単に仕事のスキルだけでなく、人間性や社会性も評価します。そのため、敬意の欠如は大きなマイナスポイントとなります。
また、面接でよく見られる失敗の一つは、事前調査が不十分であることです。
企業や業界についての知識が足りないと、その求職者が真剣に仕事に取り組む意欲があるのか、またはただ適当に応募したのかを判断するのが難しくなります。
その企業が何を目指しているのか、業界のトレンドは何か、そして自分自身がその中でどのような貢献をすることができるのかを理解していることは、その企業で働きたいという強い意志を示すために不可欠です。
また、面接に適切な準備がされていないという問題もあります。
自己紹介や、なぜその職種に応募したのか等の一般的な質問への答えを準備することは基本的なエチケットです。
これらの準備がなされていない場合、それは自身の関心やモチベーションの欠如を示す可能性があり、不採用の一因となります。
採用を逃す人の自己PRの間違いと改善策
自己PRは、自分のスキル、経験、達成したことを面接官に明確に伝えるための絶好の機会です。
しかし、この自己PRのステージでしっかりと自己表現できないと、自分がその職位に適格であることを企業に示すチャンスを逃してしまうことになります。
一般的な自己PRの間違いの一つは、自己の経験やスキルをアピールする際に具体的な証拠や詳細が欠けていることです。
たとえば、「リーダーシップがあります」とだけ言っても、それが具体的にどのような状況で発揮されたのか、どのような結果に結びついたのかを説明しなければ、その言葉は空虚なフレーズになってしまいます。
また、話が長すぎて本当に伝えたいポイントが不明瞭になってしまうという問題もあります。
これらの問題を解決するための改善策としては、自分の主張を具体的な経験や事例で裏付けること、そしてその事例を簡潔かつ明瞭に伝えることが重要となります。
具体的な事例はリーダーシップの実証となり、簡潔さは伝えたいポイントを明確にすることに寄与します。これらを心がけることで、自己PRはより効果的なものになります。
具体的なエピソード例:プロジェクトリーダーとしての経験
私は前職で新しいプロジェクトチームを立ち上げ、リーダーとして活動していました。プロジェクトの初めには、メンバー間で意見の不一致や方向性の不明瞭さから、進行が難航していました。
そこで、私は以下のアクションを取りました。
①ミーティングの設定:
週に一度のミーティングを設定し、全員の意見やフィードバックを収集しました。これにより、メンバー間のコミュニケーションが活発化し、問題点や改善点が明確になりました。
②役割の明確化:
メンバーの強みや得意分野を明確にし、それに基づいて役割分担を行いました。これにより、各メンバーが持っているスキルや知識を最大限活用することができました。
③目標設定:
プロジェクトの短期目標と長期目標を明確にし、それを基に各メンバーのタスクや期限を設定しました。
この結果、プロジェクトは予定よりも早く終了し、予算内で目標を達成することができました。
また、プロジェクト終了後のフィードバックでは、メンバーから「リーダーシップとして、しっかりとした方向性を示してくれた」という評価を受けました。
↓30代転職では何をアピールするべきか確認する
転職と新卒における不採用の特徴
社会人の転職で不採用になる特徴
転職を考える社会人が直面する問題は独特で、その中には不採用の要因となるものが含まれています。
特に、転職の動機や理由が不明確な場合、企業は求職者が自分たちの組織に本当に合っているのか、また長期的に貢献できるのかを疑問視する可能性があります。
また、前職と新しい職場との間にスキルや経験の連続性が欠けていると、転職者が新しい環境で即戦力となることが難しいと判断されかねません。
これらの問題は、転職者が十分な自己理解を持ち、転職の動機、新しい職場での貢献方法などを明確に伝えることで、ある程度は解消できるでしょう。
新卒が不採用になる理由とその対策
新卒者が就職活動において直面する問題として、業界知識の欠如、具体的なキャリアビジョンの不明確さ、そして自己PRが不十分であるという点があります。
これらは、新卒者が就職市場に馴染みがないことや、プロフェッショナルとしての自己イメージをまだ明確に形成していないことから来るものです。しかし、これらの問題に対する対策は可能です。
自己理解を深め、求める業界や企業についての知識を増やし、自分の強みや達成したことを明確に伝える力を養うことが重要です。
これらの対策を行うことで、新卒者は自分が企業にとっての価値をより明確に示すことができ、不採用のリスクを減らすことが可能となります。
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不採用になる人の考え方
“いつも不採用”の人に共通していること
一度や二度の失敗ではなく、何度も何度も不採用の結果に直面すると、人はネガティブなモチベーションに陥りがちです。
そして、自信の喪失、自己効力感の低下、絶望感といった形で現れます。これらのネガティブな感情は、一度形成されるとなかなか抜け出すことが難しくなります。
これらの感情は行動を阻害し、自分が望む結果を得るための活動を萎縮させる可能性があります。
その結果、就職活動が長期化し、不採用の連鎖を断ち切ることが難しくなります。
就職活動で不採用になる人の考え方
さらに、就職活動で失敗を繰り返す人々の多くが、自己成長の視点を持ち込むのが難しい傾向にあります。
これは、自分の失敗から何を学び、どのように自己改善を行うかという視点が欠けていることを意味します。
不採用の結果をただ失敗ととらえるのではなく、それを成長の機会と捉え、自己改善の一環とする考え方が重要です。この視点を持つことで、過去の不採用の経験を未来の成功への足がかりに変えることができます。
まとめ
不採用になる理由は個々の状況によりますが、多くのケースでは自己理解の深化、企業や業界への理解、自己PRの技術、面接の準備、そしてポジティブな考え方が不可欠です。
これらすべての要素が、あなたが自分自身を最良の形でプレゼンテーションし、企業があなたを理想的な候補者と認識するための基礎を作ります。
新卒者と転職者とでは、直面する課題が異なります。新卒者は業界知識が乏しいことや具体的なキャリアビジョンが欠けていることが課題となります。
一方、転職者は前職との連続性や新しい職場への適合性が問われます。これらの課題を理解し、具体的な改善策を踏むことが求められます。
最も大切なのは、自身の欠点や失敗から学ぶ、成長し続ける意志を持つことです。
それを自身の成長につなげるという思考方法を持つことで、不採用という結果を成功に向かう過程の一部と見なすことができます。
最終的に、このプロセス全体が、あなたが自分自身をより良く理解し、より効果的に自己表現する手段を磨くための機会となるでしょう。
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