ChatGPTは今話題のAIチャットツール。ChatGPTを使って転職活動に使用してみたいけど、どうやって使うの?と思っている方も多いかと思います。
実は、明確な指示を出せば、志望動機や自己PRをChatGPTで簡単に作ることができます。
この記事で、ChatGPTの操作手順とともに、志望動機・自己PRの作成方法を画面ショット付きで詳しく紹介します。また指示文(プロンプト)をコピペして使えるようにしているので、これからの転職活動でおおいに活用していきましょう。
ChatGPTとは?
ChatGPTはOpenAIによって開発された高度な言語モデルの一つです。
このAI(人工知能)は、ユーザーが入力するテキストに基づいて、人間のように自然な文を生成する能力を持っています。GPT(Generative Pre-trained Transformer)という技術を基盤とし、大量のテキストデータを学習することで、さまざまな質問に答えたり、文章を書いたりすることができます。
ChatGPTの特徴としては、ユーザーとのコミュニケーションでの自然な対話や複数のテーマや分野についての質問に答えることができる点があります。ただし、知識の更新面では課題があり、最後の情報収集データまでのものとなるため、最新の出来事や情報を持っていない場合があります
今では情報検索、コンテンツ作成、エンターテインメント、教育支援など、様々な分野での利用が増えています。ユーザーはこのツールを使用して、効率的に情報を取得したり、アイディアを形にしたりすることができるのです。
ChatGPT3.5は会員登録すれば無料で使えるツール!
文章作成などに便利なのでいつでも使えるように上記から使えるようにしておこう。
ChatGPTで志望動機や自己PRの作成するメリット
ChatGPTは、多くのデータを学習して成熟したAIツールです。文章作成、翻訳、要約など、多様な言語タスクをサポートします。
ChatGPTを使って自己PRを作ると、自分だけで考えるよりもスピーディーかつ正確に文章がまとめられます。
これは、転職活動中の忙しい方や、文章作成に不安のある方には特に便利なツールとなるでしょう。
ChatGPTで志望動機や自己PRを作成する際の注意点
ChatGPTは現在、無料版3.5と有料版の4の2つのバージョンがあり、1分間の質問回数や1回の質問での入力可能なワードに違いがあります
無料版も有料版も2021年までのデータに基づいて回答しています。ですので、2021年以降に設立された企業や、更新されたWebサイトの情報は確認が必要です。
ChatGPTを使用して志望動機を作成する場合は、情報の新鮮さを目に通し、必ず企業のWebサイトを確認するよう心掛けましょう。
志望動機の作成方法
次に、ChatGPTを使って志望動機を考える際の具体的な手順をご紹介します。
(※今回ChatGPT4を使用していますが、ChatGPT3.5でもそこまで変わらない品質で作成可能です)
ChatGPTに指示を出す際は、「具体性」が求められます。
例として、あまり具体的でない「志望動機を書いて」という質問を試してみると、以下のような返答が得られました。
穴埋めを作り込めば、これでも十分に使えてしまうかも…(笑)
では、次にアラサーくんの例を使って、具体的に指示文を書いてみましょう。
「〇〇から△△業界へ転職する際の志望動機を400字程度で書いて」と指示してみました。
少し難しそうな言葉が多いですが、優秀な志望動機の漢字が出てきましたね!
これまでの指示は学習されていますが、作成した文章をコピペで一緒に指示してあげることで、やりとりを踏まえたうえでの志望動機を作成することが可能です。
次に「下記の作成した文章から「適応力が高い」という強みとソニーの企業理念を踏まえて、400文字程度で転職の志望動機を作成して」と自身の強みと企業理念を追加して指示した内容を見ていきましょう。
↓ChatGPTでの作成分はこちら
【ChatGPTで作成した志望動機】
私は証券会社で、情報の速さと正確さの重要性を実感してきました。市場の変動に迅速に適応することの必要性を学び、その背後にあるITの力の大切さを理解しています。
この適応力は、ソニーの持つ「感動を創る」という企業理念と深く共鳴します。ソニーは、常に技術の最前線で変革と革新を続け、新しい価値を世界に提供してきました。私の適応力を活かし、そのダイナミクスの中で変化に柔軟に対応しながら、新しい「感動」を共に創り上げたいと強く願っています。
証券とITの間には、「変化を読み解き、価値を創造する」という共通のミッションがあります。私はこのミッションをさらに高めるため、ソニーでのキャリアを通じて、技術とビジネスの橋渡しを行い、多くの人々に新しい価値をもたらすお手伝いをしたいと考えています。
いかがでしょうか。
もし内容が気に入らない場合、下部にある「Regenerate」というボタンから別の回答を何度でも貰うことができます。
このように具体的な指示を入れることで質の高い志望動機を作成してくれました。ここにあなたの個人的な経験を追加することで、採用担当にもバレることもなく、さらに理想的な志望動機を作ることができそうですね。
【プロンプト例】
①〇〇から△△業界へ転職する際の志望動機を400字程度で書いて
↓
②下記の作成した文章から「〇〇」という強みと「△△」の企業理念(または企業へのアピール)を踏まえて、400文字程度で転職の志望動機を作成して
「私は~で志望しています」
※①で作成した文章を下部に張りつけて指示しましょう。
↓面接官が見ているポイントとは?
自己PRの作成方法
それでは同様に自己PRの方も作成していきましょう。
ChatGPTを上手く活用するには単なる指示ではなく、自己PRに反映させたい強みや経験を詳細に伝えることで、より個性のある自己PRを作成することができます。
具体的には、自分の経験や強みや長所を箇条書きを用いながら、次のような手順で指示を出すことをおすすめします。
かなり独自性のある自己PRを作成できたのではないでしょうか。
また異なる業界への転職を考える際、特定の業界に焦点を当てて指示を行うことで、より魅力的な志望動機を形成することも可能です。
【ChatGPTで作成した自己PR】
証券会社での7年の経験を通じて、市場の動きや変動の厳しさを直接感じてきました。
こうした環境で「最後まで諦めず、やり抜く力」を養いました。短期の変動に左右されず、長期の戦略を見据え、お客様の資産を守り成長させるサポートを行ってきました。
加えて、相手の立場を真摯に考える姿勢は、お客様やチームメンバーからの信頼を築くための大きな原動力となってきました。この2つの力を武器に、IT業界における新しい挑戦に取り組みたいと考えています。技術が日々進化するIT業界で、私の「やり抜く力」や「他者を思いやる心」を活かし、新しい価値を創出していきたいと強く思っております。
ここからさらに具体的な経験や実績を加えることができればかなり良くなるのではないでしょうか。
下記プロンプトを参考にご自身の内容にカスタマイズしてみてください。
【プロンプト例】
以下の内容をもとに転職活動で使用する自己PRを300文字程度で作成して
・〇〇勤務
・強み①
・強み②
・△△業界への転職
AIを活用して、就活や転職を効率よく進めよう
この記事で、ChatGPTを使っての志望動機と自己PRの作り方を紹介しました。
具体的な指示や条件を与えることができれば、理想の志望動機・自己PRが作れるのです。
ただ、現在の技術ではまだ、全部丸投げすることは難しいです。AIも完璧ではないので、人のチェックや修正が必ず必要です。また専門家のチェックがほしい方は、エージェントを使ってみるのもよいでしょう。
AIの力を積極的に活用し、ライバルに優位に転職活動を進めていきましょう!
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